【CSR推進協議会】一般社団法人日本ALS協会 設立40周年記念式典 〜未来への希望をつなぐ〜

【CSR推進協議会】一般社団法人日本ALS協会 設立40周年記念式典
〜未来への希望をつなぐ〜

2026年9月27日(日)、ホテルグランドヒル市ヶ谷にて「一般社団法人日本ALS協会 設立40周年記念式典 〜未来への希望をつなぐ〜」が開催されました。

株式会社土屋からは3名が参加し、協賛企業として式典に参列するとともに、ALSを取り巻く医療・福祉の最新動向に触れ、患者さんやご家族、支援者の皆さまとの交流を深める貴重な機会となりました。

日本ALS協会 設立40周年に寄せて

今年、一般社団法人日本ALS協会は設立40周年という大きな節目を迎えられました。
協会からは、次のようなメッセージが寄せられています。

「一般社団法人日本ALS協会は、今年設立40周年を迎えました。これもひとえに皆様方のご支援ご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。協会では、2026年を次の10年のスタートの年と位置付け、ALS患者とその家族の療養生活を支えるため、更に積極的な活動を多方面に展開していく所存でおります。」

当社も、協会のこれまでの歩みと活動理念に深く共感し、本記念事業に協賛させていただきました。

式典概要

  • 日時:2026年9月27日(日)13:00〜16:00
  • 会場:ホテルグランドヒル市ヶ谷「瑠璃の間」
  • 主催:一般社団法人日本ALS協会
  • 当社参加者:株式会社土屋 3名

当日のプログラム

  • 開会・会長挨拶
  • ご祝辞・祝電披露
  • 功労者表彰
  • 特別医療講演「ALS原因究明・治療法開発の歩みと展望」
    (慶應義塾大学 森本 悟 先生)
  • 参加者交流
  • クリス・ハート CHARITY LIVE
  • 記念撮影

式典の様子

式典は、日本ALS協会の40年にわたる活動の歩みを振り返るとともに、ALS医療やケアの発展に尽力されてきた方々への感謝と敬意が込められた温かな雰囲気の中で執り行われました。
また、参加者それぞれが未来への思いを共有するひとときとなりました。

クリス・ハートさんによるチャリティライブでは、会場全体が優しさと希望に包まれました。
曲名:「I LOVE YOU」

特別医療講演レポート

「ALS原因究明・治療法開発の歩みと展望」
慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア
特任教授/再生医療リサーチセンター(KRM)副センター長 森本 悟 先生

講演では、ALS治療の「これまでの進歩」と「iPS細胞を使った最先端の研究」、そして「これからの展望」について分かりやすくお話しいただきました。

1. 治療の選択肢が広がった40年

日本ALS協会が設立された1986年からの40年間で、ALSの医療やケアは大きく進化しました。

▸新薬の登場:進行を抑える薬や点滴・飲み薬など、選択できるお薬が増えています。

▸日々の生活を支えるケア:呼吸・栄養・意思伝達など、一人ひとりの生き方に合わせた療養支援が充実してきました。

現在は、医師と一緒に「自分に合った治療やケアを選べる時代」になっています。

2. iPS細胞を使った創薬と「ROPALS試験」

森本先生らの研究グループは、患者さんの細胞から作ったiPS細胞を活用して新しい薬を探す研究を進めています。

▸既存の薬から候補を発見:1,232種類の薬の中から、パーキンソン病の治療薬「ロピニロール」にALSの進行抑制の手がかりを、次の比較試験につなぎました。

▸臨床試験(ROPALS試験)での成果:実際に患者さんに投与する試験を行い、安全性を確認するとともに、病気の進行を遅らせる手ごたえが得られました。

患者さんの細胞を使った創薬の有効性を証明したこの取り組みは、世界初の快挙として注目されています。

3. 第3相に向けた準備へ

研究成果を1日も早く届けるため、現在は大学と製薬企業が力を合わせて実用化に向けた準備を進めています。

▸飲みやすい新製剤の開発:患者さんが服用しやすい「顆粒タイプ(水に溶かして飲めるタイプ)」の開発が進んでいます。

▸新製剤と大規模試験へ:全国で大規模な最終臨床試験(第3相試験)が開始される見込みです(企業公表の見込み)。

数値上の効果だけでなく、「患者さんの日々の暮らしや生活機能がどれだけ守られるか」を大切に評価が行われます。

4. 森本先生から患者さん・ご家族へ

「研究の進歩を、今日の選択と暮らしにつなぐ」
新しい治療への関心と、今受ける医療の大切さは両立します。

ご本人の希望と生活・今の暮らしを支える:呼吸・栄養・意思伝達・介護の日々の希望
・自分の意思で選ぶ:治験への参加も希望と生活に合わせて
・情報を確かめる:承認国・試験登録・結果・費用やリスクを確認

『新しい治療の選択や服薬の変更は、主治医と相談しながら安全に』

参加を終えて

今回の式典と講演を通して、ALSの治療研究が「確実に前進していること」を深く実感いたしました。

株式会社土屋はこれからも、ALS当事者の皆様をはじめ、重度障害のある方々が地域で自分らしく安心して暮らせる社会の実現に向けて、支援と取り組みを続けてまいります。

日本ALS協会の「次の10年」の歩みに寄り添いながら、これからも医療・研究の進化を応援し、当事者・ご家族の暮らしを支えるパートナーとして歩み続けてまいります。

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