土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)
私は6歳の頃、当時の友達の誘いを受けて空手を始めました。
最初は遊び心が大半で、空手を習いに行くのではなく遊びに行っている感覚で通い始めました。
しかし、その私のふざけた態度はすぐに師範の目に止まり、皆の前で頭を叩かれました。
さらに皆が稽古している目の前で泣きながら正座をして反省させられました。
今では考えられないですが、少し前までは学校でも悪い事をしたら大人が叩いて叱る事が当たり前の光景だったのです。
そうやって私達世代の方々は、
「悪い事をしたら怒られる」
が、今より何倍も恐怖に感じたのではないでしょうか?
それから私は師範の熱心な指導のお陰で心を入れ換えて、段々と空手にのめり込みました。
高校に上がる頃には努力が実って有段者となり、念願の黒帯を締める事ができました、、が。
なんと私の入学した高校には空手部自体が存在しませんでした。
道場には週に1回程しか通う事はできず、行ったとしても大半は後輩の指導に当たっていたので、自分の稽古はほとんどできませんでした。
それなら自分で空手部を作ろうと決断して、すぐに同好会として行動しました。
私1人でも活動はできたのですが、当時の仲の良い友達の協力もあり、2年に上がってからは新1年生の加入もあり、10人も集まってくれました。
学校側も晴れて空手部として認めてくれて、放課後すぐに稽古ができる環境を手に入れる事ができました。
月日は流れ、コロナ禍の影響で7年以上勤めていた会社を解雇されましたが、挫ける事なく若い頃に培った行動力でたどり着いたのがホームケア土屋でした。
以前から介護には興味はありましたが、全くの介護未経験者、無資格、さらにはコロナの影響で就職氷河期とも言われている中で、資格も経験値も何もない自分がまさかの採用となりました。
まだ入社して1ヶ月程ですが、マネージャーや先輩達の親身なご指導のお陰で毎日楽しく働かせて頂いています。
そしてクライアントの
「ありがとう」
は何よりもの報酬だと感じています。
まだまだ新米ですが、1つずつ丁寧な支援を心掛けて1歩1歩進んで行きます。
北村 雅俊(きたむら まさとし)
ホームケア土屋 中国