【承認】とコーチングの関連性 / 大庭竜也

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

本日は、承認とコーチングについての関連性について書いていきたいと思います。

コーチングスキルは100種類以上あると言われており、中でも活用しやすいのが承認するスキルだと思います。
承認とは、相手に現れている変化、成長、成果に気づき、それを言語化して伝えることです。しかし、「人を褒めること=承認」だけではありません。
褒めることは承認することのほんの一部です。

褒める事もとても大切です。ただ褒めるだけではなく具体的に褒める事が承認するスキルだと考えます。
承認するスキルを身に付ける事で、コーチングされる側(部下)はモチベーションの向上やさらなる成長に繋がると考えております。

具体的に褒める為には、まず観察をすることがとても大事になります。
例えば、すごいね!とか、さすが!という褒め方ではなく、何がすごいのか?など必ず具体的な内容と一緒に褒める事がとても大切になります。
人それぞれの強みや特徴を把握し事実ベースで承認する事。
具体的に事実ベースで褒める事で、部下は『自分の事を見てもらっている』という実感が持てるからです。

株式会社土屋では直行直帰という特殊性から行動などが見えない事も多いと思います。
しかし必ず見ている方はいます。そういった方からの情報を収集し、必ず伝えるという事が必要となります。こういったコミュニケーションが必要となり、部下の心理的には気にかけてくれている実感を持てる為、信頼関係が構築できると考えています。

また、承認とは相手を尊重することが大事です。
観察し、何が好きなのか?何に興味を持っているのか?を把握し、共通の話題を模索しコミュニケーションを図る事で、自分の事に興味を持っている実感や尊重されているという実感も沸いてくると思います。

しかし、全て観察から始まります。
観察をしなければ承認するスキルも身に付きません。
人の変化や言動、行動に気づく事は容易ではありません。
観察=観察する人に興味を持つという事です。
興味が持てないと小さな変化に気づかないものです。

興味を持って観察する事から、承認するスキルが始まります。
観察し、変化や言動、行動に対して具体的に褒めてあげる事。承認してあげる。
この繰り返しによってモチベーションの向上に繋がり、次も頑張ろうと思える原動力に繋がると考えております。

コーチングの手法はいっぱいあり、何が良いのかと悩みがちですが、シンプルで誰でも出来る事だと思います。
私も観察し、部下のみなさんの良い所をいっぱい見つけ承認していきたいと思います。

 

大庭 竜也(おおば たつや)
本社・総務

 

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