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信頼について / 藤岡真人(ホームケア土屋 中国)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

信頼、未来を期待して頼る。信用、過去の実績から信じる。
信頼と信用の違いはこんなところかなと捉えています。

「信頼しています」
こう言われるとほとんどの人が、認められたとうれしい感情から期待に応えられるよう努力を始めるものと思います。
たしかに、評価者などから言われると認められたような気分になりそうな言葉だと言えます。

しかしながら、この言葉を関係性の薄い方から言われるとどうでしょうか?
あなたが私の何を知っていて、どこを信頼しているのですか?何か下心があって特別な事をやらせようと画策しているのではないか?と猜疑心さえ持ってしまいそうです。

こう感じる方も少なからずいるものと思います。こういった期待を表す言葉を安易に用いることで、対象の人をコントロールしようとすること、またそういった言葉をかけることが正しいと信じて中身がないまま使い、表現や言葉が軽くなってしまっている人もいそうです。

期待を表す「信頼しています」という言葉は、信頼する側の人と信頼される側の人、双方のお互いの理解度で感じ方が変わっていくもののように思います。その結果、信頼関係が構築できるかに影響がありそうです。「あなたに信頼されても…」こんな気持ちを持たれると残念ですね。

また、信頼は一方通行になるとプレッシャーに感じる人もいるでしょう。
自己肯定感が低いとなおさら、一方通行の信頼は逃げ道や休憩場所を奪われたような感覚に陥り、結果を出さないといけないと一種の脅迫観念にとらわれてしまう。その結果、本来その人が持っているバランス感覚に狂いが生じて、判断ミスや作業ミス、通常ではあり得ない言動を引き起こす原因にも繋がりそうです。

反対に、自己肯定感の高い人であれば一方通行の信頼を得ることで、通常の1.5倍や2倍の成果を上げることもできる可能性はありそうです。期待に応えようと、無茶をしてしまう、視野が狭くなってしまい全てを自分で行ってしまう可能性もあります。それが続くとバーンアウトしてしまう人もいくらかいるでしょう。

「信頼」、ポジティブな意味合いで使いたい表現・言葉ですが、行き過ぎた伝え方をしてしまうと対象のバランスを壊してしまう。また、この言葉がポジティブな意味で伝わる関係性の構築が必要かと思います。

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