謝罪 / 池田憲治

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

この4月から長女は中学校に進学しました。

入学式に私も参加する予定で仕事を空けていたのですが、

「ちょうど1日予定空いてるじゃん!」

「仕事入ります!」

と、すっかり忘れてしまい、仕事を入れてしまったんです。。。

まぁ娘は怒りますよね。

「私のに来んのんじゃから、他の子の入学式にも行かんでよ!」

と。。。

お手上げ状態でした。

はじめは、もちろん行くよ!と伝えていただけに、急に仕事を入れてしまった私のミスは大きなものです。

そして入学式後、はじめて家族のもとに帰る日が来てしまいました。

いつもはルンルンで帰るのですが、今回はそうもいきません。

ふと気がつくと「どうしようかな」と考えている私。

「!!!!!」

運転中、ふっとあることを思いつきました。

「ジェラートピケの夏用パジャマを買って帰ろう!」

小学5年生までサンタさんを信じていた娘。

さすがに昨年からはバレてしまい、欲しいものを一つ買うということになりました。

娘が選んだのはジェラートピケというブランドのパジャマ。

普段私が着ているパジャマが5着は買えそうな値段です。。。

そんな高級パジャマですが、その時の私に思いつく娘の欲しそうなものはコレしか思いつきませんでした。

大急ぎでお店に買いに行きます!

閉店15分前。

ギリギリ間に合うことができました。

娘の好きな紫色。

そしてモコモコのパジャマを選択。

父親のプライドを1枚のパジャマに託して!

帰宅して一番に娘のもとへ向かいます。

開口一番、私は言いました。

「許してくれる?」

私が後ろ手に何か持っていることに気がついた娘は、

「えっ、なになに?許す!許す!」

「ほんとに?」

「うん、許してあげる!」

そんな会話をして、お詫びのプレゼントを渡すと、

「やったー!!!!」

と大喜びしてくれました♬

安心と喜びに浸る私でしたが、この様子を見ていた妻が娘に一言。

「プレゼントもらえるなら、来んほうがよかったな!」

それを聞いた娘は、

「ほんまじゃな!卒業式とかも来なくていいよ!」

と。。。

残念ながらパジャマに負けてしまいました。

でもまぁ許してくれたのならオッケーとしましょう!

ただ高くつくので、他の用事にはちゃーんと出席したいと思います。

 

池田 憲治(いけだ けんじ)
ホームケア土屋 中国

 

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