土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)
ヘルパーステーションでサ責を14年間してきた。
在宅は10年、高齢者住宅内でのサ責4年、何だかんだと言いながら、アテンダント(ヘルパー)に助けられてきた。だから、アテンダントの悲鳴を聞けば飛んでいき、クライアントに物申すも何回もしてきた。アテンダントができないことは、休みの日に行き、不燃物整理をしたり、それなりに頑張ってきた。
アテンダントも100人以上は在籍していたので、月末に日報を持ってくる3日間は缶詰状態だったが、実際ものすごく忙しい時にもアテンダントの声を聞いて愚痴も聞いてきた。
サ席も6人いたので自分のサービスは持っておらず、アテンダントが休んだ時や正月などは、当たり前のように支援に入っていた。個人のクライアントのことだけ把握し、40人持っていた時もあった。
私はあえて、サービスがうまくできない人や高齢のアテンダントを担当にして、何回も同行をして、登録アテンダントの給料も考えていた。ケアを上手にできないアテンダントは他のサ席はサービスに入れなかったが、あえて仕事を任した。頑張って教えた反面、気さくな性格もあり、みんなが助けてくれた。とても頑張ってきたと思う。
ホームケア土屋高知では、その時の1番弟子が一緒に頑張ってくれている。
今、頑張ろうと思うことは、重度訪問介護の支援に入るときの手順書を詳しく書いて、サービスに挑む前にアテンダントに渡して、イメージを掴んでもらうこと。
クライアントがこうして欲しいということには、必ず理由がある。だからといって、理由も分からず「こうして下さい」だけでは、アテンダントも覚えることが難しいと思う。なぜそうなのかをクライアントに確認しながら、手順書を作っていっている。
初めて操作したリフト、怖かった、怖かった。
初日で逃げ出そうとした私にエールを送ってくれた1番弟子。弱さを知っているから、思いっきり支えてくれた。だから頑張ろうって、行けるところまで行こうって2人で励まし合い、時に文句を言っている。
介護未経験者でも支援に入れる手順書作りは重要な鍵になるのではないかと思う。
そして、抱えない介護、福祉用具の活用、ケアがうまくできない人への講習、男性職員の調理実習なども考えているが、実際忙しすぎて・・アジャパー状態である。
マネージャーも調理を勉強して下さい。スキルUPに向けてと、声をかけています。
岩目地 和美(いわめじ かずみ)
ホームケア土屋 高知