土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)
私は3人家族で、妻と1歳3か月の娘『衣織ちゃん』がいます。
そして2歳になるポメラニアンの『ゆきちくん』と一緒に暮らしています。
本日は、私と家族について書いていこうと思います。
ゆきちが我が家に来て、もう3年目になります。
2019年3月31日にペットショップをふらっと訪れた時に、何気なく見ているとゆきちを発見!一目惚れし、即家族に迎え入れる事を決めました。
当時のゆきちは、生まれて4ヶ月ぐらいと小さく、1㎏ぐらいのわたがしみたいでした笑
当時の私たち夫婦は子供を授かる事が難しい状態で、家族の一員としてワンちゃんを迎え入れようと決断したゆきちの養子縁組でした。
ところが、ゆきちを迎え入れてすぐ、妻の妊娠が発覚!!
妻の妊娠は奇跡に近いと先生からも言われるぐらい大変喜ばしい事でした。
そこから、私の新介護人の生活と妻の壮絶なつわり生活が始まりました。
ゆきちは犬なのにベジタリアンで、キャベツ、人参、大根、きゅうりがとても大好きで、いつも家庭に笑いを届けてくれ、その忙しい新生活の中、ゆきちが私たち夫婦の癒しとなり生活を支えてくれました。
ゆきちの1歳の誕生日は盛大にしようと妻と話していた時、まさかの妻が産休一日目でぎっくり腰になった!と騒ぎだし、その日深夜近くに帰宅した私は痛みに耐えられない妻を車に乗せかかりつけの産婦人科へ走るとまさかの陣痛で、NICU(新生児集中治療室)がある大きな市民病院へ救急搬送。切迫早産になり即入院決定。
苦しくも、その日まさかのゆきちの誕生日一週間前だった…
そこから私とゆきちの孤独の戦いが始まりました。
結果、私は体重が3㎏も落ち、ゆきちは一日の大半をゲージの中で過ごす羽目になりました。
私が帰った時のゆきちの寂しそうな顔は今でも忘れられません。
妻が入院してから一週間後、予定日から一か月以上も早く、2019年12月7日の深夜0時頃から妻の陣痛が止まらなくなり、私は病院に早朝5時に駆けつけました。
あれだけ楽しみにしていたゆきちの誕生日は12月8日!
妻にもう一日耐えろ!と伝え、ここまできたならゆきちと娘の誕生日を一緒に迎えられることを願っておりました。
しかし、陣痛は止まることはなく順調に悶絶し、結果12月7日13時58分に無事出産。
出産は想像できないぐらい壮絶なものかと思っておりましたが、娘が小さかった事もあり、分娩室に入り、10分ほどで出産。
あまりの早さにリアクションを忘れるほどでした。
一日違えど、ゆきちと娘の誕生日がまさかの1日違いになり、私はこれはきっと何かの運命だと感じました。
未熟児だった娘は入院期間がしばらく必要で、ゆきちとの面会は3週間もの間お預けでしたが、初めて娘が帰宅した際のゆきちの表情はこの上なく誇らしいお兄ちゃんの顔でした。
一年が経ち、小さく生まれた娘は大きく立派に育ち、娘の一歳の誕生日、そしてゆきちの2歳の誕生日はやっと盛大にお祝いする事が出来ました!
ゆきちはしっかりと妹の面倒を見て、立派なお兄ちゃんに成長しています。
子供を授かる事が難しく迎え入れたゆきちでしたが、娘とゆきちとの仲睦まじい姿を見ていると、心から二人が家族になることは運命だったと感じています。
これからも、二人の成長を妻と一緒に温かく見守っていこうと思います。
大庭 竜也(おおば たつや)
本社・総務