『福祉業界への架け橋』となる~2周年を迎えて~ / 石井政充(土屋ケアカレッジ 営業責任者)

株式会社土屋が誕生し、あっという間に2年が経ちました。
この2年は会社にとって激動の2年となりましたが、私自身にとっても大、大、大激動の2年となりました。

会社起業後の1年後生存率は約72%、2年後の生存率は61%、3年後は約52%、5年後は41%と言われています。
会社が「生き残っていく」のは、とても大変なことが数値からよくわかりますが、この数値は見方を誤るととんでもない見え方になってしまいます。

ぱっと見ると年数が経つごとにどんどん淘汰されて、いずれ無くなってしまうように感じてしまいます。しかし実はそうではありません。1年後生存率は72%です。そして2年はその72%が100%となり、そこからの生存率と考えると2年目1年間の生存率は83%となり、1年目の生存率より高くなります。

同じように計算していくと3年目1年間の生存率は86%、5年目1年間の生存率は90%となり、年数を重ねれば重ねるほど廃業しにくくなります。
そう考えると、まずこの2周年を迎え、3年目に突入したことは、「またひとつ会社が強くなったことの証」と考えられます。

先日、2周年記念のイベントがオンラインで開催され、そこでは各部門長・代表者が「3年目の事業計画」の発表をされました。

気付けば「重度訪問介護ひとつしかないところ」からスタートしましたが、たった2年でたくさんの事業が産まれ、動き出し、そしてまだまだ新しい事業が産まれていくことを知りました。なぜ新しいことにたくさんチャレンジするのか、それは

「ひとつのこと(土屋にとっては重度訪問介護)に頼っているだけだと、もしその事業が傾いてしまった場合、そのまま会社が傾くことになるから」

というお話しを聞いたときに、会社の強さを感じました。そして私は、私の責務をしっかりと果たし、立てられた計画を実現しようと決意しました。

私の2年間は冒頭で書いたように大激動の2年間となりました。
1年目は事業部で管理者をさせていただき、県の管理者・エリアの管理者とやってまいりました。しかし、管理者として未熟で、うまくやっていくことが出来ずに離脱してしまいました。
このまま終わってしまうのかとも考えましたが、この会社の風土に助けられ、新しい活躍の場をいただきました。

令和4年2月、土屋ケアカレッジ所属となりました。カレッジは『スーパーバックオフィス』ということで事業部のために存在するという考えで仕事が行われていました。そして売上を上げるというよりは、新入社員への統合課程の提供と、内部の実地研修の処理がメインでした。そこから8か月、今では月間550万の売上を上げるまでに成長いたしました。ここ2~3か月は振り返ってみると『奇跡のような』数か月でした。そして数か月続いたことで、それは「奇跡でなく現実である」という自信もわいてきました。

まだまだ課題はたくさんありますが、カレッジはまた新しいフェーズへ移行し、ひとつずつミッションにコミットしていくことでもっと大きくなっていきます。

最後に、カレッジの原動力は『福祉業界への架け橋』となることです。
土屋は、【小さな声】を探し求め、カレッジは1人でも多くの方を介護業界に迎え入れる、ここをブラさずにやってまいります。

 

石井 政充(いしい まさみつ)
ホームケア土屋 東海

 

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