
「小さな声」を届ける一人として
私はこの本を正社員の方にお借りして拝読しました。
前回の代表の著書の感想文募集の際もそうでしたが、本が配布されるのは正社員のみという点は少し残念に感じました。
会社の理念や創業者の想いが詰まった大切な一冊だからこそ、雇用形態に関係なく、多くの職員が読む機会を持てたら、より理念への理解が深まるのではないかと思いました。
まず、「はじめに」の高浜代表の「私と一緒に仕事をしたことのない人が増えてきています。」という言葉が印象に残りました。
私は現在の事業所がM&Aされる前の事業所開設当初から勤務しています。
当時一緒に働いていた創業メンバーは今では誰一人おらず、その頃を知る職員は私だけになりました。
そのため、この言葉に自分自身と重なるものを感じました。
創業時の理念や想いを言葉として残し、次の世代へ受け継いでいきたいという代表の気持ちが伝わってきました。
私はM&Aされる前の事業所の理念や代表の考え方に共感して入職しました。
しかし、バリューの勉強会などを通して土屋理念への理解を深めるうちに、今では土屋の一員であることに誇りを持ち、日々クライアントと向き合っています。
本書では、会社の中心となって歩んできた方々の生い立ちや経験、これまでの苦労や挑戦が率直に語られていました。
画面越しでしかお見かけしたことのない方々も、出身地が同じだったり、仕事への考え方に共感したりと、親近感を持ちながら読むことができました。
それぞれが積み重ねてきた経験や想いが現在の株式会社土屋につながっていることを知り、会社の歴史や本質をより身近に感じることができました。
また、創業メンバーの方々が、自分たちの理念を次の世代へ受け継いでいくことを真剣に考えていることも伝わり、この本は会社の価値観を未来へつなぐ大切な一冊なのだと感じました。
特に心に残ったのは、「サービス利用者がご逝去されたとき、(略)まずは個人を偲ぶべきでしょう」という代表の言葉です。
私たちはクライアントの生活を支える仕事をしていますが、現場では売上や新規獲得といった数字の話題も避けては通れません。
そのたびに複雑な気持ちになることもありました。
しかし、この言葉を読み、会社として本当に大切にしたいものはクライアント一人ひとりの人生であることを改めて知り、とても安心しました。
『「小さな声」を探し求める』という題名に重ねて、私も一人の職員として小さな声を届けたいと思います。
雇用形態は違っても、理念を大切に思う気持ちや、クライアントのために力を尽くしたいという想いは変わりません。
これからも一人ひとりの声に耳を傾け、誰もが誇りを持って働ける会社であってほしいと願っています。
そして私自身も、その理念を次の世代へつないでいく一人でありたいと思います。





















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