社内公募企画「自分と自分の夢について」 / 友蔵(ともぞう)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

私には双子の姉がいます。嘘のような本当の話ですが、産まれるまで私の存在は誰も知らなかったそうです。年の離れた兄3人、もし男の子なら養子先まで決まっていたそうです。生まれた子供は女の子、みんな喜んだそうです。その30分後に私。
正直あまり喜んではいなかったそうです。

出生届を出す時に母子手帳を交付してもらったので、私の母子手帳は誕生日の後の日付でした。

母は病気で早くに亡くなりました。母が生きた年齢より私の方が上になってしまいました。

双子の姉は10年ほど前に、癌で尿道カテーテルとストーマをしています。腎臓も弱ってきているので、近いうちに透析をするかも。でもその前に、間に合うなら私の腎臓を半分こにしようと思っています。
なぜなら私たちは2人で1つだから。

小さい頃よく比べられたけど、大人になって家族の大切さをひしひしと感じています。両親に感謝と、育ててくれた兄にも感謝。
そして1番は、苦楽を共に生きた姉に感謝。

私の夢というより彼女の夢。
それは誰かの支えになれる仕事につくこと。

彼女の夢の看護士にはなれないけど、生きていく人の為になる仕事。彼女が障害を持つことで誰かのお世話になる。ならば代わりに私が誰かのお世話をする。そんな人生でも良いのでは?もう自分自身折り返し、今まで仕事人間で好きに生きてきたのだから。

彼女に言わせたら、あなたらしいよ!と。
お節介なおばさんが一番似合う仕事だね。そう笑って言ってくれました。
まだまだ未熟ですが、色んな経験を今からたくさんさせていただこうと思っています。

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