社内公募企画第9弾「私の恩人の話」/立入晶子(ホームケア土屋 大阪)

私の恩人は「両親」、特に「母」です。
この課題をいただいてから、今まで恩人とする人をあまり真剣に考えた事がなかったのですが、考えてみると両親、特に母にはとてもすごく、感謝でいっぱいだなと思いました。

両親は共働きで、小さい時から私は鍵っ子でした。父はサラリーマン、母は看護師の仕事をしていて、父は夜遅くまで、母は日勤、夜勤といつも働きに出ていました。
思い返してみたら、家に親が居ている事が少なかったですが、私は寂しさなど感じた事がないくらい両親はとても優しく面倒をみてくれたと思います。

私が幼い時、看護師をしていた母が、勤めていた会社から2000年4月に始まった介護保険制度の時にケアマネ試験を受験するよう言われ、ケアマネージャーの資格を取得しました。母はその年にケアマネージャーに転職し、現在もケアマネージャーの仕事をしています。

私が学生の時は福祉について全く興味がなく、母親にも、どんな仕事内容なのか聞いた事が無かったのですが、現在、私も福祉の仕事に携わり、母と福祉の事を話す機会が増えました。

その際に母からアドバイスや指導を受ける事があり、学ぶ事がとても多くあります。困った事がある時に相談すると、しっかり助言をくれて助けてくれます。私にとっては頼りになる大先輩です。

今、私も大人になり子育て中ですが、子育ては楽しい事も多いですが、大変な事も多く感じます。自分が親の立場になり親の大変さを痛感しました。
仕事も忙しかっただろうに家事、育児、仕事と両立し育ててくれた事に感謝いっぱいです。

最近、子ども達も少し手が離れた為、母に実務者研修の資格を取りに行こうか迷っている事を話すと、母は「絶対行くべき‼︎資格を持ってるだけで仕事の幅が広がるやろうし、何より自分に自信を持てるようになるよ。応援するから頑張り」と言ってくれたので、私は実務者研修の資格を取りに行く事を決意し、最近通い始めました。

母は、仕事が休みの時は子供の面倒をみてくれたり(父も協力してくれました)、わからない課題があれば教えてくれたりし、なんとかあと少しで資格を貰えそうです。この半年の期間、短いようで長かったですが、乗り越えられたのも両親のおかげだと思います。

母は私にとって仕事の先輩であり、時には友達のように仲良く喋ったり、育児の事を手伝ってもらったり、相談に乗ってもらったりと、お世話になりっぱなしで、この歳になっても大好きなお母さん、そして感謝いっぱいで私の恩人です。

 

立入晶子
ホームケア土屋 大阪

 

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