保育園の園長先生に感謝。
まだ歩きもしない子供を抱えて保育園へ。
右も左も分からない私に色々教えて下さった園長先生。退園、再入園も手を回してもらって、すごく感謝。
でも1番の感謝は……
私が体調を崩して働けなかった時、民生委員さんと隣の家族と園長先生が手伝ってくれた。
朝は保育園へ娘と登園。帰りは送って下さり、民生委員さんは食事や洗濯。隣の家族はお風呂やお世話。
みんなのおかげで乗り越えられた。
でも園長先生が手配して下さらなかったら、私と子供は共倒れになっていただろう。
感謝してもしきれない。
「ひとりじゃないんだよ。誰かを頼ってもいいんだよ。」
あの言葉があったから、今私はここにいます。
あれから20年、息子も娘も成人しましたよ。先生に出会えなかったら あの時私が保育園を訪ねなかったら、きっと出会ってなかったでしょうね。
亡くなられて10年。ご家族の方から連絡を頂いたんです。当時の日記に、私達家族の話を書いていて、連絡して下さったんです。
“助けなきゃいけない親子。こんな小さな身体で全てを背負っていく親を、私は見放すことが出来ない。市の職員以前に、1人の人間としてこの人を支えてあげよう。”
そう綴られていたそうです。
先生、私達元気で前に進んでますよ。
あれからいくつもの試練がありました。
でも子供も忘れてませんよ。
園長先生にたくさんしてもらったよね。
だからお母さんは、人の世話をする仕事を選んだんだよね。お返しだね!
こんなことではお返しにならないですよね。
もっとたくさんしなきゃ。
いつまでも、あの時のことは忘れちゃいけない。ありがとうございました。
友蔵
ホームケア土屋 岡山