2023年の抱負~ファンの存在~ / 杉隆司(本社 営業推進部長)

我が家の女性は、ジャニーズのなにわ男子のファンです。熱狂的とまでは申しませんが、在宅中は映像を楽しみ、移動の車内はなにわ男子の音楽が流れ、先日ファンクラブにも入会したそうですから、かなり好きだと言えます。
そんな環境に身を置いていますと私も自然と染まりまして、だいたいのメンバーの顔と名前は一致して、曲のサビくらいは口ずさめる様になりました(笑)

元々は道枝くん(みっちー)がカッコいいという所が入口だったみたいですが、今ではなにわ男子全体のファンとなっています。
アンパンマンからプリキュアシリーズ、続いてすみっコぐらし、ちいかわへ、そして今はジャニーズへと王道を歩んでいるのですが、毎度この好きという気持ちの熱量は凄いなと感じます。
そう感じた時に今の自分には中々持ち得ていない熱量の感覚から、ふと【ファン】とは何ぞや?と考えるきっかけが生まれました。

ファンの由来は「熱狂的な」を意味するファナティック(英: fanatic)の略だそうです。

この【ファン】という事について調べているうちに、株式会社ヤッホーブルーイングという長野県佐久市に拠点を構える「よなよなエール」などのクラフトビールを作る会社に当たりました。
私は「カンブリア宮殿」という番組が好きで、そちらでも取り上げられている企業でしたが、印象に残っていた社長の言葉が、

『約11%のファン度の高いお客様が65%の売上を支えている』

という内容です。
たった1割の顧客で半数以上の業績を生むことが出来ているのか、、、という視点もありますが、私が感じたのは顧客=ファンを大事にする事で、こんな結果の生まれ方もあるのかと思いました。

ビールの名称もさながら、ファン層にも色々な種類=階層へ分けたり、熱烈なファンを伝道師と称したりと、個性が強くとても印象に残りました。ビールにご興味のある方でヤッホーさんをご存じなかった方は、一度お調べ下さいね。

また、別に色々と検索してみると、ファンに関して色々な意見や見解も出て参りまして、その中に『熱いということが表面的な温度だけではなく、内部的な温度も含まれる』という表現に、なるほどと納得してしまいました。

ファン=熱狂的となると“ 熱い ”という印象が強く、ライブに参加したり、グッズ収集、追っかけに走るなど活動的で、また発信力が強い方のイメージが先行すると考えていました。我が家は外部への発信は無くとも家庭内では熱いファンで、また私自身も少しずつ染まり始めた、静かなにわかファンです。このにわかファンにとって、なにわ男子は娘とのコミュニケーション手段の1つでしたが、気が付けば抵抗が無くなっています。

私は未だ遠くから見守る親感覚レベルのファンです。しかし、この表面に出ないくらいの熱量のファン層を広げる事も、次に熱を発する人々を生み出すのに大事な事なんだろうなと感じます。

※この先、支援要請者(クライアント)をファンと置き換える表現は、不適切かもしれませんが、ご容赦下さい。
今の私の営業部という立場では ファン = 顧客 = クライアント と繋げてしまいます。

現状、既に支援対応を求めておられるクライアント(ファン)は存在しており、また未だ出会えていない潜在的なクライアント(潜在的なファン層)もまだまだ日本中に数多くおられることでしょう。
この方々に土屋のファンになって頂く為には、支援要請に対応する、またまずは土屋という会社の存在、そして活動の中身を知って頂く事で新しいファン層の獲得につながります。

ただし最も大事なのは、土屋の特徴(武器)である47都道府県全域に事業所が存在し、また現在は障害福祉だけでなく高齢者福祉事業にも展開を広めている、その事業の基盤、つまりクライアントのニーズに応えているアテンダントの皆さんの存在です。
新しいファンをどれだけ増やそうとも、既存のファン層を減らしてしまえば意味がありません。既存ファン層の一人でもあるアテンダントの皆様の「土屋ファンの熱量」をもっと高く引き上げる事に何か取り組みたいと考えています。

今年は私自身も色々と立案させて頂く事もありますが、皆様から出た案、また各地のアテンダントの皆さんから出して頂いた案を利用させて頂くかもしれません。

47都道府県全域に事業展開した会社である特徴を皆さんと繋がり共有し、【株式会社土屋の従業員の皆様の土屋ファンの熱を高める】
これを今年の抱負として動きたいと思います。

プロフィール

杉隆司(すぎ たかし)

 

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