社内公募企画第9弾「私の恩人のはなし」 / 小出淑恵(ホームケア土屋 島根)

彼と先生方

元旦那の出来事や、前職で全ハラスメント受け、毎日「××したい」と思う程、生きる希望も持てず自分自身を見失い、病院やハローワーク・必要最低限の買い物の時以外、ヒトに会うことも話す事も怖く、ひと目を気にして避けて下向きに出歩いていた矢先、介護福祉士の彼の仕事がどんなものか解りたくて本屋で立読みしたりした。

自分の強みは長年の事務経験と接客経験。強みを生かそうと、介護事務の資料を片っ端からネットで取り寄せた。

ハローワークでは、中学校時代の先生が担当になってくださり、ネット検索した企業が企業・資格説明会を提案。そこに参加した時に出会った介護職員初任者研修の先生。
同じように実務者の資格説明をしていた所もある中、個別面談で私の話しを聞いて私を褒めて励まし応援してくださいました。

介護事務の資格は取れないとわかっても、「介護」を知らねばと前向きになれた事。
「教えてきた中で今のクラスが1番楽しく明るく、仲が良い教え子達」と先生が仰る通り、うつ病で人目を気にして家から出る事も怖くて仕方なかった私も毎日学校へ通うことができ、介護職員初任者他を修了しました。

今の職場で非常勤だけど働けるのも、介護福祉士の彼や先生方に出会ったからこそ。
彼や先生方と出会っていなければ、今の自分はいないと思います。

 

小出淑恵(こいで よしえ)
ホームケア土屋 島根

 

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