「固定観念」を、そっと外していくように~創業2周年を迎えて~ / 魯山香織(ホームケア土屋 関西 ブロックマネージャー)

『2020年1月15日に新型コロナウィルスの日本で最初の感染者が確認された。』
という記事を読み返し、そこから2年以上も経過したことに、ただただ月日の流れの早さを改めて感じました。

何度も繰り返し起きた現場でのコロナ罹患。
現場を支えてくださっているアテンダント、コーディネーターと駆け抜けた2年間でした。
日々感謝の気持ちを忘れたことはありません。

歳を取るにしたがって、時が過ぎるのが早く感じるのは、<ジャーネの法則>と呼ばれ「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」という現象を、心理学的に説明されているものです。

その他の要因として、人は経験したことがないことをやっているときは、それが強く意識に残り時間が長く感じます。反対に、慣れてしまうと時間の長さが気にならなくなり、あっという間に時が過ぎたように感じるそうです。

今年も後3か月で1年が終わるんだと振り返ると、本当に早く感じ、また歳を取ってしまった・・・と落ち込みますが、1日、1週間、1か月の単位で見るとそれなりにゆっくりで、それこそ今まさに「経験したことがないことをやっているとき」だからかもしれません。

最近クライアント家族から「何か失敗や問題が起きたときは”思いあがっていなかったか”、”おごっていなかったか”、”思い込んでいなかったか”、考えることが大切」というお話をいただき、今の自分にすっと入ってきたお言葉でした。

「伝えることの難しさ」「人との関係構築の大切さ」を理解しているつもりで、やってきたつもりになっていたのかもしれないと振り返り、「共に」進んでいきましょうと、声をかけてくださる方々に報える、自分にとしても成長できる1年にしたいと思います。

魯山香織(ろうやま かおり)
ホームケア土屋 大阪

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