虎視眈々~2022年の抱負~ / 宮本武尊(取締役 新規事業部ゼネラルマネージャー 土屋ケアカレッジ校長)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

早いもので年明けからすでに1ヶ月が経過しようとしています。
あと11回繰り返せば来年になってしまう…
なんて、ちょっぴり憂鬱な気分にさえなってしまいそうですが、今年は年男で36年に1度と言われる五黄の寅ということもあり、普段はこだわらない私ですが、折角なので大阪の某寅年神社へ参拝し、おみくじでは大吉を引く、という幸先良いスタートができたと安心しています。縁起の良い年になると思う、いや、良い年にしなければ勿体ないと、初詣帰りは気持ちが鼓舞されたことを覚えています。

さて、私の2022年の抱負は結論を言いますと、土屋ケアカレッジ内で「三種の神器」と言われている重度訪問介護従業者養成研修統合課程、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修の外部受講生を全国的に増やすことです。

昨年11月から所属部署が変わり新規事業部責任者という立場の任命をいただきました。
物覚えの遅い私には分からないことだらけで恐縮ですが、日々周りから多くのご指導をいただき成長の糧にさせていただいています。

新規事業部内では4つのセクションがあり、土屋ケアカレッジ、土屋総研、土屋パブリッシング、SDGs/CSRに分かれます。それぞれ全く異なる事業内容ですが、長い目で見るとすべてがリンクし合い相乗効果を生み出せる可能性を秘めているので、種まきからそれぞれの事業が開花するまでの土台作りというのが今のフェーズだと思っています。

それぞれ生まれたての事業ですが、唯一、研修事業である「土屋ケアカレッジ」は創立1年数か月、新規事業部の中では成長株にあたります。まだまだ若株にも関わらず、すでに全国17校、北は北海道、南は沖縄までカレッジがあってまさに獅子奮迅です。

株式会社土屋へ入社が決まった従業員が必ず無料受講する資格取得研修をカレッジが担い、ホームケア土屋(介護事業部)と二人三脚で連携をとることで、アテンダントは資格取得後スムーズに現場支援に入ることができる。すなわち、一刻も早く支援を待つクライアントに対してスピーディーにサービスをお届けできることを指しますので、これを最優先と考えます。

次に、社内アテンダントのスキルアップ、キャリアアップをサポートするために初任者研修、実務者研修を全国で開講し、各種研修品質を高めブラッシュアップしていくことをマストと考えます。アテンダントが成長することで、支援現場のクオリティー向上、支援に対するクライアントの満足度、QOL向上のメリットが期待できます。

統合課程と実務者研修は全校で開講中、初任者研修は関西、九州のみ開講していますので、前者同様に初任者研修を全校開講できるように体制強化と環境整備に努めながら準備を進めていき、全国で未だ土屋ケアカレッジのないエリアには、ホームケア土屋の事業所と併設して開講できるかどうかを調べながら、統合課程をはじめ各種研修を開講していき「ホームケア土屋があるところに、土屋ケアカレッジあり」の形を作っていきます。

更に、ここまでにプラスして「喀痰吸引等第三号研修」と「医療的ケア教員講習会」の新講座開講を実現させます。

初めは人口の多い都市にあるカレッジで試験的に開講し、成功体験を持って全国へコピペしていく計画です。

そして、カレッジ年間事業計画に沿って「売上」という「数値」をしっかり月間単位で達成していくことを目標に、チーム一丸となり邁進できるよう尽力します。

最後に、まだ始まったばかりなのに来年の話をするのもなんですが、成長株である土屋ケアカレッジがしっかりと土台をつくって、来年は新規事業部全体としても土屋全体としても更なる飛躍を狙って「虎視眈々」といきます。

◆プロフィール
宮本 武尊(みやもと たける)
1986年、青森県生まれ

1児の父。元キックボクシングジムインストラクター。憧れのイタリアでジム設立を目指しながら介護業界へ。重度訪問介護事業で広域的なマネジメントを経験。ソーシャルビジネスの素晴らしさに魅了され、社会起業家を志す。趣味はYouTube視聴。

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