「公と私を繋ぐ」それは誰もが待ち望んだことではないか~創業二周年を迎えて~ / 笹島裕一(常務取締役 / CSO最高戦略責任者)

おかげさまで株式会社土屋は無事に創業二周年を迎えることができました。

日々全国でサービスを提供してくださっているアテンダントの方々は勿論のこと、各方面からの様々な支えがあり今日があります。
改めまして誠にありがとうございます。

創業二周年当日、代表の高浜から「目的と結果と手段」についての話がありました。「サービスを提供する事業そのものが目的であり、その結果として生まれる利益や会社の資産は、このサービスと事業を維持するための手段だ」と。その言葉に尽きると思います。
クライアントの尊厳を守り、アテンダントへのリスペクトを忘れず、我々がなんら後ろめたいことなく、「目的と結果と手段」について公言できる環境は守り続けなければならないと思っています。

我々の責務は、クライアントの「日常を支える」ことであり、それを担っているのはアテンダントである「ひと」です。
言葉にすると至極当然のことですが、ひとたび「目的と結果と手段」がイレギュラーサイクルを起こすと、軋み、そして歪み、どんなにきれいな環であっても、やがては不規則な回転により、脱輪してしまいます。そうならないためにも、「原点を忘れない、繰り返さない」という点検、確認作業は今後も怠ることなく、至るところで継続されていくことと思います。

いつしか永続へのベクトルが変わっていき、本来目指すべき健全な成長が「ノルマ」に置き換えられ、ひとをモノのように扱う企業になってしまうのだとしたら、それは株式会社土屋にとっての「終焉」を意味することになると思います。

そこに帰結してしまわぬよう、日々ディティールにも目を向け、オールを漕ぐべきか、はたまた止めるべきかの判断は、決して間違えてはならないと思っております。

昨今、いわゆる「ソーシャルセクター」と言われる分野は非常に注目をされています。株式会社土屋も、経済性と事業性の両輪をバランスよく舵取りしていきながら未来志向で進んでいる只中であります。

我々は前を向いています。次なる支援、クライアントが待っております。
そしてこれからは更に「株式会社土屋」の存在感が増してくることと思います。

各方面のステークホルダーに何一つ恥じることなく、全国で活躍するアテンダントが誇りを持ち、堂々と胸をはっていられる透明感のある企業をこれからも目指していきたいと思っております。

引き続き皆様の支えが必要です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

◆プロフィール
笹嶋 裕一(ささじま ゆういち)
1978年、東京都生まれ。
バリスタに憧れエスプレッソカフェにて勤務。その後マンション管理の営業職を経験し福祉分野へ。デイサービス、訪問介護、訪問看護のマネージャーを経験し現在に至る。

 

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