特色ある土屋へ~創業2周年をむかえて~ / 杉隆司(営業推進部長)

株式会社土屋、創業2周年を迎える事となり、このご時世に日々変わらず仕事をさせて頂いていることに感謝しております。ありがとうございます。

とは言え、事業部に所属するOM・CNなどの役職者やアテンダントの皆様からすれば、コロナ感染が拡大し続けている中、とにかく目の前の現場支援に注力することが第一でしょうから、会社が3年目に移行しようとも、特に日々の時間の経過に変わりはなく、どこか他人事の様に感じる方もおられるのではないでしょうか。

全国を見渡しますと、土屋は夜勤帯の在宅支援依頼が多い事業所運営の形態です。自宅からクライアント宅への直行直帰の移動が結局負担が少ない訳で、今更ながら「都度事業所に出勤して下さい」と負担を増やす意味もなく、現状、良くも悪くも就労の形として「出来上がって」います。
事業所毎に、コミュニケーションを深めようと活動をされている姿も見えますが、出勤から退勤まで同室で過ごす他職種の様には参りません。

障害福祉サービスの重度訪問介護事業では、おそらくホームケア土屋が日本で一番大きな事業所ではないかと感じております。
土屋の活動の軌跡は、他に真似されることはあっても、私達はモデルとする存在が見えない為、各地・各部門の方々が、それぞれ毎週コンプラの勉強会や研修会を運営し、全社員ミーティングで事業報告するなど、多くの方々が手探りで情報を共有しながら前に進もうとしています。

先日、株式会社土屋の創業2周年を振り返る会合に参加させて頂き、各部門の責任者の方々から今後の方針を耳にすることが出来ました。皆さん現実路線を踏まえながらも、心躍る様な展望も語られておりました。

数年前までは、全国各々の地で実際に現場支援を対応していた方が、今は現場経験+前職までの経験を活かし、前述した勉強会や各委員会を担当され、ここから今後の土屋の活動の方向性を先導されています。
同業他社の介護事業所とは違った規模や方向性で事業が進んでおり、本当に特殊な会社だと思います。

先日、小黒副社長があるミーティングにて、
「この会社は人材の宝庫ですね。私達が見えていなかったり気付けていない能力を持った方々が多数いるはず。その方達を見つけるのも大事な職責の1つだと思いますね」
と仰られていました。

私の中で会社というのは経営陣が運営を取り仕切り、各店舗(事業所)は目標を達成することが第一、様々な社内ルールに則り、色々な活動に制約を施される印象でした。なので前職(金融営業職時)では、「自分たちは社畜だ」というブラックな冗談を言い合っていました。

今の土屋は『小さな声に耳を傾ける』という理念は揺るぎないものではありますが、法令・コンプライアンス遵守を徹底する以外は、声を挙げたことに対して良いものは取り上げてくれています。
冒頭に書かせて頂いたことと反する内容ですが、私の中では、土屋は日本全国の皆さんで会社を作っている様に感じてます。

この度、営業推進部という新しい部署が創設されました。
47都道府県に事業所を展開した後は、如何に地域に根差した運営が出来るかが大事で、その為には地域特性に合わせた活動が必須です。その取っ掛かりのお手伝いをさせて頂きたいのです。

『三人寄れば文殊の知恵』と言われますが、まだまだ未熟な営業担当の私達が何か事を成そうとするならば、話し合い、意見を出し合い活動し、失敗してもそれも経験、の心構えで動き、また新しい視点を持つ多くの方の力をお借りしたく思います。

訪問系からデイや訪看、また教育部門やシンクタンク、そしてNPOと、株式会社土屋は1つのファミリーになりつつあります。
今は現場支援が中心となっている方も、その力が必要とされる時は必ずどこかでご縁は繋がります。その時は、それぞれ地域の特色が映える土屋を、是非一緒に作り上げて参りましょう。

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