コロナ禍で支援現場がどう変わりましたか?大野隼人(ホームケア土屋 長崎)

先ず、コロナ禍においてご自身、ご家族、親戚、知人等不幸があった方々にご冥福をお祈り申し上げます。

避けようのない恐怖に怯える毎日に、ストレスを感じて気苦労が絶えない事かと存じます。

私が入社した2021年3月は既にコロナ真っ只中でした。
社会も会社もアテンダントもクライアントも、とても敏感な世の中になっており、出来る対策はし尽くしていたように思います。

日々支援先でご家族とも一緒に観るニュースはひとつのネタになっています。

元々食の業界で仕事をしていた私は、このコロナ禍でより一層食に対して考えるようになりました。
飲食店の困窮化の話題はよく聞きますが、それよりも食いっぱぐれた独り身の方々のニュースに目が止まります。

コロナ前の支援がどういったものだったのかは分かりませんが、衣食住という日本国において当然ともいえるこの三者が今危機に晒されているのです。

健常者の食困窮はコロナ禍で浮き彫りになったもの。
そうでない方々はその前から、病魔や事故で身体を患った時から、ずっと続いているんです。
発症後、大好きだった食べ物を大好きな順序で食べられない。
当時大丈夫だった物も進行と共に食べられなくなっていく…

無論食だけの話ではないですが、これ程ストレスを感じる事象があるでしょうか。

業務の一環と思わずに我が身と捉えて、その一口一口を、喜ばしいものにしていきたいと思います。

 

◆プロフィール
大野隼人 ホームケア土屋 長崎

 

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