脱施設化に向けて その3 / 安積遊歩
先回、排泄のことを書いた。もう少し書き足りない気もする。しかし、その部分は次回に譲ることにして、今回は食のことについて書いていこう。私の家は貧しかった。そこから見ると、最初は施設のご飯は、中々に豪華に見えた。そして兄と妹と争わずに食べられる食事は段々楽しみにもなった。ただ、食器はアルマイトだ
㈱土屋介護ブログ
先回、排泄のことを書いた。もう少し書き足りない気もする。しかし、その部分は次回に譲ることにして、今回は食のことについて書いていこう。私の家は貧しかった。そこから見ると、最初は施設のご飯は、中々に豪華に見えた。そして兄と妹と争わずに食べられる食事は段々楽しみにもなった。ただ、食器はアルマイトだ
私の施設体験は私のトラウマになっている。だからこの文章を書くことは、ある種そのトラウマからの解放、癒しでもある。施設での2年半、私は、思い切り社会から隔離されていた。もしあの2年半が高校生まで続いていたら、私は人の顔色を見て、同調圧力に合わせて生きることを徹底的に学んだろう。しかし幸いにも私
先日、私は久々に用事があって遠出をしました。出張に行く前後がとても忙しかったこともあり、交通手段や公共交通機関のチケットの手配、休憩に使うためのホテルの手配などを手伝っていただくため、○○介護サポート旅行という障がい者を旅行させることを専門に行っている旅行会社を初めて使ってみました。自ら手配
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参加について このたび内閣府が事務局を務める「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」という、男性経営者限定のグループに参加させていただくことになりました。これを契機に引き続き弊社におけるジェンダー平等と女性活躍の取り組みを推進していければ
日常の楽しみといえばバリエーションはそんなに多くないので私の場合は外食を楽しむということが至福のひと時です。しかし、なかなか気持ち良く入れるお店を作ることが困難なのが現状です。チェーン店は個別対応というよりはマニュアルで決められた接客しかできない、ということになってしまい、電動車椅子の人
障害を持っている子供を育てていると、色んな会に関わりができる。特に戦後「親の会」は当事者組織以上に、活動が活発に発展した。特に肢体不自由児の「親の会」は、歴史も長いし、政治的な発言力も持ってきた。つまり、当事者は子供であるから、親の方が子どものためにということで、子どもの幸せを考えてたくさん
私が自立生活を意識し始めた1990年代後半にはバリアフリーは皆無でした。私の母親は車の運転は本当はしたくありませんでしたが、私がまだ幼児の頃、家の目の前を走っている私鉄に私を乗せて外出しようとしたときに、「ベビーカーはたため、片手で子どもを抱いて片手でベビーカーを持って階段を上れ」と、その当
先日ある知人から自叙伝というか自分の波乱万丈の人生の手記を書きまとめた本を2冊も謹呈していただきました。その内容のあまりにも人としての扱いをされない様に思わず途中で読み止めることができず、ほとんど2冊を貪るように読み終えました。時代は1980年代初頭から2000年代初頭にかけて、施設入所を取
土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)前回、アルコールについてのその2は、アルコールがどのように男性に影響し、男性の命を奪う抑圧の道具と化しているかを書いた。今回は男性に対してだけでなく、社会に生きる全ての人にどのように影響をもたらしているかを見ていきたい。アルコールは
重度訪問介護という言葉をご存知でしょうか。↓詳細についてはこちらをご覧ください。【 https://homecare-tsuchiya.com/serviceplan/ 】かなり簡潔ですが排泄・入浴・体位交換・調理や食事の介助・掃除・洗濯など自力では困難な方にヘルパーがその方が生活する上