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㈱土屋介護ブログ

「面を打つ④~鎮魂~」 / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)能面のような顔、とは無表情という意味でよく用いられる表現ですが、これは全くの誤用であると声を大にして言う必要が、私たち能面にかかわる者にはあります。もはや、義務として言い続けなければなりません。能面は一つの顔でありながら、そこに様々な表情

「面を打つ③~師匠~」 / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)師匠という存在。伝統芸能や職人の世界においては、唯一無二の存在です。そこに師匠はただ一人しか存在せず、その世界にいる限り、師匠を変えることはできません。私の師は、奈良の高名な面打ち師です。私が師匠の門を叩いたのは、遡ること17、8年前

『面を打つ②~面の怨念~』 / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)前回は私が作った般若の話をしましたが、今回は「本物」の面の話を…。能面というと女面が思い浮かぶ人が多いと思います。そして、大概「怖いー」という感想が出てきます。ですが、私は美しいとは思うものの、怖さは感じたことはありません。ただ、鬼面やそ

現場から見える風景③ / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)一年ほど通っているお宅に、Aさんという脳性麻痺の障害をもつ女性がいます。Aさんとは、私が介護を始めた当初からのお付き合いです。Aさんはいつも「ありがとう」と言って笑顔を見せる、とても楽しいクライアントです。私たちは結構ざっくばらんにお話し

『面を打つ①~般若~』 / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)私は20代前半の頃から、能面を打っています。仕事や旅で休むことも多いので、実質は10年くらいだと思いますが、飽き性の私が10年も同じことをするなんて、よっぽど相性が良いのだろうと思います。上の面は、みなさんもよくご存じの「般若」です。般若は

ていねいな暮らし / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)ここ数年、「ていねいな暮らし」が私のマイブームになっています。色々と忙しい日々を送っていると、ついつい日常の色々なことに手を抜いてしまいますが、その作業をゆっくりと、ていねいにしてみようと。クライアント(ご利用者)のお宅に行きだしたとき、

『カティサーク~大航海時代~』 / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)19世紀半ば、カティサークは中国から英国へと、はるばる紅茶を届けるために海を渡った。いかに速く進むか、そのために作られたこの帆船はシャープで美しい曲線を有し、大航海時代の終焉を飾るものとなった。上の写真は、カティサークの帆船模型である。帆

『記憶~光~』 / 富田 祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)年が暮れようとしている。思いもよらないことが、立て続けに起こった一年だった。今日を生き延び、明日を生き延びる。明後日を生き延び、明々後日を生き延びる。それを繰り返し、繰り返し、いつか光が差し込んでくる。そう信じて、歩いてゆくしかないのかもし

『現場から見える風景②』 / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)私たちは在宅で職務に当たる。すると当然、利用者の方とお話しすることも多くなる。私は大人数で話をするのがあまり得意ではなく、大抵、聞き役に回る。でも、利用者の方とは一対一。だから、私は結構よく話す。重度訪問介護のお仕事をするに当たっては、まず

『記憶 ~出会い~』 / 富田祥子

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)私が旅をしていたのは、もうずいぶん前の話。長い旅を何回かしたけれど、一番長かったのがユーラシア大陸横断の旅で、船で中国にわたり、そこから西へ西へと向かった。まだスマホの影も形もなかった時代で、すべてが手探りだった。今考えると、どうやってあん

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